やんちゃチキンなポコ太の成長記録

なかなかやんちゃのうちの子とサラリーマン父ちゃんと母ちゃんの育児備忘録です。

子供の運動センスを磨くには

 

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※この記事では運動神経=センスと読みかえて投稿します。

誰しも我が子が運動の得意な子だったら嬉しいもの。

でも父ちゃんも母ちゃんも運動苦手だしな…。

この子も当然ながらそうなるだろうな。

って思っている方はめっちゃ多いことと思う。

遺伝は関係無いってことは無いのだろうけれども、年齢や月齢に合わせて運動神経を育ててあげることはできる(らしい)

 

 

 

 

運動神経(センス)はある程度子供のうちに決まる。


これはよく言われていることだけれども、大人の運動神経を100と仮定すると産まれてから5歳~6歳くらいまでの間に運動神経は80~90くらいまで成長するらしい。

 

そして12歳くらいでほぼ100に達する。


これは小さいときの神経系の発達が物凄く顕著な時期であるってことだから。

逆に言うとこの時期はいろいろな運動のための神経の回路を作るのに最適な時期と言うことができる。

この運動神経の発達が著しい時期をゴールデンエイジなんて言い方もする。

5~9歳をプレゴールデンエイジ

10~12歳をゴールデンエイジと区切る場合もあり。


って言ってもあんまり小さいうちから一分野だけを専門的に練習させたりするわけではなく、様々なことをさせて神経回路を増やしてあげることが重要。


父ちゃんは野球をやっていた。

なのでポコ太と早くキャッチボールがしたくてしょうがないんだけれども…

小さいうちはポコ太とキャッチボールばっかりやってても、あんまり野球が上手になったりはしないのかな?

でも小さいころから野球ばっかりやっててプロ野球で活躍している選手も沢山いるしな。

わからなくなってくる。

結局はどんな風にすればいいんですかいって話にそりゃあなりますわな。

 

ポコ太にもちょっとは運動出来る子になってほしいしな。

 

 

専門的な動きは後からでOK

 

ここで話はちょっとだけ戻る。

小さいうちは専門的な種目や技術を練習するのではなく、遊びのなかで様々な動きを自発的に体験させることが大切って言われるようになってきている。

 

ネットで調べると沢山出てくるから細かくは書かないけれど、運動能力を良くしようとして技術的な指導を受けている子供(幼稚園児)の方が逆に将来的には運動能力が劣ってしまうっている研究結果があるそうだ。

 

これは神経回路の発達が顕著な時期に専門的な技術指導はそぐわないってのを端的に表している結果だと思うわけだ。

 

子供は「野に放って(笑)」自由に遊ばせると本当に様々な動きをする。

そうして子供が自分で工夫しながら一生懸命に楽しく遊ぶことが自然と色々な神経回路を醸成することににつながるし、運動能力をまんべんなく鍛えてくれるわけだ。

 

専門的な技術をみにつけたりするいわゆる「練習」的なものは小学校高学年からでも十分ってことなんだな。

 

ここまでをまとめると、

プレゴールデンエイジ(5~9歳)は神経の発達に力を入れる=色々な動きを遊びの中でさせる。

ゴールデンエイジ(10歳~12歳)は段々と具体的な、技術的な動きを取り入れる。

 

 

複数のスポーツをすることも有り

関連するかもしれないけれども、外国のプロスポーツ選手なんかは学生時代に複数のスポーツをやっていたなんて話もよく聞くかなって思う。

バスケットボール選手のアイバーソンとかはバスケのほかにアメフトもやっていたし、陸上選手のボルトはサッカーが上手い。

いろいろな種類の動きで体中の神経に刺激を与えることでセンスってのが磨かれていくんだろうな。

上に書いた人たちはそもそものフィジカルモンスターな部分もあるだろうけど。

ちょっと脱線したけれども、遊びは大切だってこと。

そしてこれは各年代に共通して言えることだけれども、

 

・怒って強制的にやらせない。
・自発的にやるようになるのは運動の楽しみがわからないとならない。
 …のでとにかく楽しませる。

・動きを制限させすぎない。
・良くできたらちゃんとほめてあげる。

 
楽しくてのめりこんでいけば勝手に子供は成長するよな。

まずはベースとなる運動神経なるものを遊びを通して楽しく鍛えてあげることが大事。


複数の競技をさせてあげるのもいいだろう(お金は問題になるけれど)。

そのあとに子供が本当にやりたいものや向いているものをやらせてあげることがいいのだろう。

 

なかなかそんな風に複数の競技をさせたくても出来ないって場合は、やはり、遊びの中で沢山の動きをさせてあげることが良いと思う。