カンガルーケアと発達障害の関係
始めに結論チックなことを言うと我が家ではポコ太をカンガルーケアしたけれども、オススメも否定もしない。これは病院の決まりとかもあるからやりたくても出来ない場合もあるわけだけど、うちでは気持ち的にすぐに抱っこしたいってことで実施した。
(後にも似たようなこと書いているけれども)
カンガルーケアってなに?
これは生まれたばかりの赤ちゃんを母ちゃん胸の上に乗せて、肌と肌を触れ合わせること。元々はコロンビアの病院で保育器不足を補う方法として導入さたものだけど、今や一般的とまで言われているようになった方法。芸能人なんかのツイッターやインスタなんかでも出産直後のカンガルーケアをしている写真を投稿する人もいたりするよな。
実施は母子ともに健康な状態でなければ出来ないんだけど、判断は病院の先生がやってくれるから、それを行うかどうかは後は本人次第となる。
病院によっては実施させてくれないところもあると思うけれども、我が家の母ちゃんはポコ太にカンガルーケアを行った。
余談だけれども、前の記事で新生児一過性多呼吸となって、ややチアノーゼ気味となったうちのポコ太。ヒソヒソ話をされたりしてすごく不安だったんだけれども、呼吸が結構早かったのでカンガルーケアをすれば落ち着くかもしれないと言われて実施。
「あ、治らない」との発言が聞こえてきた。これって大丈夫だったのかな?
なんとなくいちいち不安になることを聞こえるように言ってくるな、おい!
って思ってしった。(ちょっとナーバスになっていたかな?)
結局その後はNICUで酸素多めに取り入れて何事もなかったようなんだけれども。。。
ところでカンガルーケアってネットで調べるとメリットとデメリットって結構引っかかるんだけれども、デメリットもあるのかよ?って感じになる。ので調べてみた。
カンガルーケアのメリット
赤ちゃんの体温を一定に保てる
安心感が得られる
赤ちゃんに免疫力がつく
安心することで呼吸が安定する→エネルギーの消費が抑えられる
安心することで寝つきが良くなる
おっぱいの分泌を促す
何よりも絆が強くなる
とまあざっくりとはこんな感じ。
カンガルーケアのデメリット
赤ちゃんが呼吸困難になりやすい
赤ちゃんが落下しやすい
赤ちゃんを観察しにくくなる
呼吸困難とか観察しにくくなるってのはうつぶせに抱っこするからだと思うし、落下しやすいってのは母親が疲れてしまっているからだと思う。
事故なんかも結構記事になっているんだけれども、共通してるなーって思ったのは母親と新生児の二人だけにしてしまっている時間があること。だと思う。ちゃんと助産師なりいるところでカンガルーケアを行う病院だといいかな。
産まれたばかりの赤ちゃんはちょっとしたことで容体が急変してもおかしくない状態なんだからプロの監視付きで行うのは当たり前。
その状態で呼吸や心拍をモニタリングできる状態で行うべき。そうじゃない病院は事故を起こしていてもおかしくないくらいに考えるべきだと思う。
カンガルーケアと発達障害の関連を記事にしているものがネットには多い。。。
色んなのを見たところ、要約すると2007年頃にカンガルーケアが流行し、同時期に発達障害も増えているというものだ。
色々な記事を見ていると、だいたいが後天的な発達障害の原因は「低血糖」によるものと書いてあり、カンガルーケアが直接的な原因ではないように思える。
出産→カンガルーケア→低体温症→低血糖(分娩室は新生児にとって寒すぎるという。というのも子宮のなかは37℃くらいあるから当然かもしれない)
低血糖→栄養不足→脳へのダメージ→発達障害というものだ。
めっちゃ簡単にまとめてしまうと、「寒い状態でカンガルーケアをする。」から良くないって感じのニュアンスかな。
否定する説、肯定する説様々あるし、軽々しく言えないけれども、病院できっちり説明してくれること、見守ってくれる体制となっていることを確実に確認しよう。
ポコ太の母ちゃんはカンガルーケアを実施したけれども、迷っていたり、不安なら無理に行う必要はないと思う。当然ながら低体温の状態が長く続いてしまったりしたら障害どころが最悪の事態だった有りえるわけだからな。
じゃあなんで我が家ではカンガルーケアしたのか。
当然事前に色々と説明は受けたけれども、産んでからだいぶ時間が経ってしまい、明確な理由というのは忘れてしまいました(笑)。けれども、もしまた子供が出来たら母ちゃんはカンガルーケアをすることを選択するそうだ。
「だって産まれたらすぐに触りたいじゃん」とのこと。メリットデメリットをきっちり聞いて、最後は気持ちで決めるスタイルね。。。。。