水恐怖症になった原因と克服した父ちゃん
父ちゃんは実は、小さいころに水恐怖症の気があった。
正式にどんなのが水恐怖症なのかはわからないから、本当にそうなのかはわからないけれどね(笑)
具体的にどんな感じだったのかと言うと
保育園児もしくは幼稚園児の時には、今でも覚えているけれども、お風呂に入れなかったんだよな。
入ったとしても、浸かるってことが出来なくて、浴槽でずっと立っていた感じだった。
小学生になる直前くらいだと、男子トイレの便器の流れる音で泣いてしまうくらいだったし。
水恐怖症ならシャンプーハットは手放せない
当時はなんでそんなに怖かったのかわからないけれどもね。
小学生になったころには、トイレはまあなんともない感じだったけれども、
やはりシャンプーハットは必須だった。
もう一度言うけれど、トイレで泣くことはなくなったからね(笑)
そしてプールの授業はやはり苦痛以外の何物でもなかったな。
小学生ながらプライドもあり、水に潜れないってのを他の子に知られたくはない。
だけれども、それに目ざとく気づく子もいて、
「先生、○○君がちゃんと潜ってませーーーん」と軽くチクリを入れられたりしてね。
なかなかつらかったわけです。
でも、そもそも、なんで水恐怖症になったのってことなんだよな。
特にフラッシュバックみたいなものは無かったんだよね。
これが、30歳を超えた時くらいから色々と分かってきたことがあったんだよね。
どうやら、一つだけの理由ではなかったようなんだよね。
水のトラウマその①
では、一つ目の理由について。
1歳くらいの時に母親に温泉に連れて行ってもらった時のことらしい。
ベイビーは浴槽に風呂桶でお湯を汲もうとしていたらしい。
当時のベイビー父ちゃんは、なんと、風呂桶のお湯の方が重く、浴槽へダイブしてしまったらしい。
これはさすがに全く覚えていないくて、父ちゃんの母ちゃんに聞いて初めて分かった話なんだけれどもね。
しかも、父ちゃんの母ちゃんはそれに気づかなかったらしい(笑)
プチ溺れ状態になったというからビックリだった。
そのあとどうやって救出されたのかは教えてもらっていない(笑)
水のトラウマその②
そして2回目は何となく覚えている。
3歳くらいの時に母親と田んぼの近くを散歩していたらしい。
どんなきっかけがあったのか知らないけれども、どうやら当時の父ちゃんは田んぼに落ちてしまったらしいんだよね。
でもその時の光景はなんとなく残っていて、
田んぼに転んだだけなのに、
大きな落とし穴に落ちて、上には空しか見えない状態になっていた。
そして、父ちゃんの母ちゃんが慌てて引っ張り上げる光景。
そのあとどうやって帰ったのかは全く覚えていないけれども、家に帰った後も怖くてずっと泣いていたような記憶は残っているんだよな。
ちょっと転んだだけでも、小さな子供にとっては物凄い恐怖心のきっかけになるんじゃないかと今になって思っている。
当時の心境からすれば、地獄に落とされて、上には母ちゃんしかいない状態で必死にその手を掴んでいたんだろう。
親の手ってのはそのくらいイザと言う時には最後に何とか救ってくれる手なんだろう。
ちょっと何かあっても、その子の年齢に合わせて、気持ちになって考えてあげるってのは実はとっても重要なことなのかもしれないね。
(今更かい!)
水恐怖症を克服をした方法
そんな父ちゃんだったけれども、小学生のプールの授業でいつまでも友達に
「先生、○○君が潜ってません」
ってチクられるのは嫌だったんだな。
小学校4年生の夏休み期間にプールへ通い詰めて、何とか克服することができたんだ。
幸いなことに、その頃には水につかるだけならなんとか我慢できるって程度にはなっていたからね。
その後には、とにかく長く潜る練習をした。
小学生ながら息を止めて、せーので潜って、息が続かなくなったら
「あがれば死なないの精神」で、
とにかくずっと潜っていた。
そうすると、なぜか慣れてくるもんだったな。
夏休み明けには何とかクロールとか平泳ぎとかも出来るようになり、平均的な子よりは長い距離を泳げるようになっていた。
大人になってからはどうなのか?
そんなこんなで、なんとか泳ぐことは出来るようになったわけだけど、
やはり顔に水をつけるっていう行為はしばらく抵抗があったような感じがした。
具体的にいうと、
「シャンプーをシャワーで流した後には必ずタオルで顔を拭きたい」
そんな感じだったな。
結局そんなウィークポイントも年齢を重ねるにつれて、どうにでもなってしまったわけだ。
今はなんでもOKよ。
幸いにして、我が子のポコ太はお風呂大好きで嫌がらない。
沐浴も結構好きだったみたいだし、このまま不要な恐怖心がないように育って行ってくれれば僥倖。。。。
なんだかんだ自分で克服することが出来たので、水恐怖症とか、トラウマって言うほどのことではなかったのかもしれない。
もっとガチで大変な思いをしている人が沢山いるはずだからな。
ちょい軽めで運が良かったのかもしれないけれども。
繰り返すけど、
「田んぼに落ちた時の光景、恐怖心は今でも覚えている。」
ポコ太の心にそんな恐怖心を与えることのないようにこれからも愛でていきたいね(笑)
取り留めもない話を最後まで見ていただいてありがとうございました。